誰でも、転職で失敗をしたくないものです。しかしながら、転職先で思うように成果が上げられず「こんなはずじゃなかった」という思いを持ってしまう人もいます。では、一体どんな人が転職先でも成功しているのでしょうか。これまでの記事の中で、転職しても活躍できる人に共通している3つの力をまとめてみました。
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1.内観力
内観力とは、自己理解のスキルのことです。転職活動をして、新しい会社に入ったあとで「何か違う」と違和感を抱いてしまう理由の多くは、きちんと自己理解ができていなかったことに起因します。
転職を視野に入れたとき、多くの人は「自分に合う」仕事を見つけたいと考えるものですが、では自分に“合っている”とはどんな状態・状況のことを指すのでしょうか。自己分析や適職診断をする前に、自分に合う仕事とは何かを改めて考えてみることが重要です。
【参考リンク】
自分に合う仕事とは?適職診断よりも大切なこと
2.外観力
内観力とともに必要なスキルが、外観力ともいうべき力です。ここでは、自分が入りたい会社がどういう会社なのか、その業界や事業が世の中にとってどんな意味があるのかという外側の情報をいかに得て理解できるかという力を意味します。会社のことだけでなく、世の中のトレンドや、今後の動向などにも目を向ける必要があります。
では、自分自身のキャリアプランがある程度固まってきて、本格的に企業の情報を集めようとした場合に、どんなところに注目して選んでいけばよいのでしょうか。以下の記事を参照してみてください。
【参考リンク】
転職活動で企業を選ぶときにチェックすべき7つのポイント
3.シミュレーション力
自己分析や企業分析など、理解を進めていった後で、重要となる力がシミュレーション力です。自分が実際その会社に身を置いた場合に、どうなっているかを想像することができますか?
自分ひとりでシミュレーションをする場合、どうしても主観的になってしまうことは否めません。そこで、メリットもデメリットも引っくるめた上で、客観的なシミュレーションのアシストをしてくれるのが、転職エージェントの存在です。彼らの強みを転職活動にきちんと活かすことができれば、入社後のミスマッチは格段に減らすことができるでしょう。
【参考リンク】
転職エージェントの活かし方
最も重要なのは「行動力」
内観力、外観力、シミュレーション力の3つを持っていても、本当にうまくいくかどうかは、「思い切って行動する力」「飛び込む力」があるかどうかにかかっています。行動力こそが、転職を成功に導くためにもっとも重要で、必要不可欠な力なのです。