求人情報 | 株式会社enechain |
職種 | 新規事業立ち上げ マネジャー候補 |
年収 | ~850万円 ご経験、スキル、前職年収を考慮の上、選考を通じて決定されます。 |
会社概要 | 国内最大のエネルギーのマーケットプレイスを運営するスタートアップです。 【No.1シェアのエネルギー取引マーケットプレイス 】 日本では初となる「エネルギートレードのプラットフォーム」の構築を目指しています。 電力、石油製品、ガス・LNG・再生エネルギーといったあらゆるエネルギーの取引ができるフェアなマーケットを創ることで、エネルギー市場に流動性を提供したい。 そして、人々の生活とエネルギーを繋ぐ鎖になり、彩りある世界を創っていきたい。 そんな思いからenechainを創業しています。 事業の柱は、 1)エネルギーの取引マッチングサービス 2)リスクマネジメントをサポートするアドバイザリーサービス 3)市場分析レポートやモデル等の提供を通じてトレーディング判断をサポートするマーケットインテリジェンスサービス の3つになります。 またTechへの先行投資をすることで、取引のマッチングサービスを仕組み化するプラットフォームを構築していきます。 現在はBtoBが中心ですが、博報堂と三井物産が取り組むスマートシティのエネルギー分野のパートナーとして連携し、「shibuya good energy」プロジェクトを通じてBtoC領域にも貢献していきます。 https://goodpass.app/ さらに、ヨーロッパエネルギー取引所が日本における電力の金融取引の清算事業を開始する中でそのファーストディールを手掛けるなど、海外市場においても積極的に事業を推進しています。 ※コアプロダクトとなる電力のマッチングサービスについては、国内電力市場においては圧倒的No.1のシェアを誇っており、ロイター紙や業界紙一面などでも度々報道されています。 すでに顧客数は100社を超え、大手電力会社やガス会社、総合商社のほか欧米のメジャーも含まれています。 enechainの2020年上半期('20年1~6月)のマッチング数量は、東京商品取引所の電力先物の取引量全体の6割(立会外取引の7割)を占めています。 【日本のエネルギー市場の現状と課題】 日本では2016年4月に電力小売が全面的に自由化され、年間流通額が25兆円と言われる巨大なマーケットが開放されました。 700社強におよぶ新電力 (小売事業者) が参入し、消費者側の選択の自由は増したものの、自由化による市場原理の恩恵は限られており、電気料金の劇的な変化までは感じられない状況です。 この背景には、電力仕入れの環境が整備されていないという現状があります。 ⇒これまでの数百社ある小売事業者が電気を売る事業者から毎回見積もりを取り、提示された価格で購入するのが一般的でした。 このため、フェア・バリュー(適正価格)が見えにくく、その都度、交渉の手間がかかるという課題がありました。 【解決策=enechainのマッチングサービス】 経産省の許認可の下、国内最大のエネルギーのマーケットプレイス (BtoBの卸取引) を運営しています。 ★エネルギー事業者同士が電気の売買を行い、 調達した電気を各々のエンドユーザーに売る、いわば、業務用スーパーのようなイメージです。その大きなメリットは、価格発見機能と流通機能の2つです。 また、日本における電気の売買では、電源や発電に使用される燃料の情報はわからないことが多いのですが、それらを見られるのもenechainのマーケットの特長の1つです。 脱炭素社会の実現に向けて重要なCO2排出量に関する情報を見ることもできます。 ★代表は言います。 「『脱炭素化』と『デジタルトランスフォーメーション(DX)』には力を入れています。 私たちは、我々のオンラインマーケットを通じて業界全体の脱炭素化とDXに貢献したいと考えています」。 「市場を創るという私たちの構想に対し、経済産業省もポジティブに対応してくれました。 私自身も経済産業省の制度設計に関する審議会にも登壇し、市場自体をデザインするという意識を持っています」。 ★今後は「電力」に限らないエネルギーや排出権の取引なども視野に入れています。 【組織・メンバー】 創業メンバーがこれまで十数年以上にわたり業界にコミットしてきたが故の強固なネットワーク (既に100社近いエネルギー企業と契約を締結済み) とエネルギーマーケットや金融商品に関する深い知見をフル活用することで、これまではマッチング機会がほとんどなかった売り買いのニーズをマッチングさせ、国内電力市場にかつてない流動性を提供しています。 【BtoCの取り組み】 BtoBだけではなく、工場や商業ビル、プロシューマ―といったエンドユーザーまで含めたC領域にもサービスを進めています。 例えば博報堂と三井物産は2020年、生活者ドリブン・スマートシティ(生活者が主役のまちづくり)構想を発表。 そのコアサービスとなる、生活者共創型のまちづくりサービス「shibuya good pass」を東京・渋谷で2021年6月に始動しました。 利用者は「shibuya good pass」を通じて、社会課題の解決に貢献する活動への参加や、様々なサービスの利用ができます。 enechainはエネルギー分野のパートナーとして「good energy」に協力しています。 サービス利用者やコミュニティが環境に優しい再生可能エネルギーを含む電気の共同購買に参加するしくみです。 リバースオークションにより電気料金が安くなるだけではなく、電気料金削減分の一部を地域やコミュニティの社会活動などに還元することができます。 good energyがユーザーへの還元プランを考え、enechainは電力オークションの取りまとめを行います。 good energyは、渋谷での実証実験を皮切りに、将来的にはgood passの全国での展開先でも基本サービスとして組み込まれていく予定となっています。 【脱炭素社会の実現】 世界的に脱炭素社会への動きが加速する中、BtoBの取引でも、CO2排出量が少なく環境価値の高い電気を求める企業が増えつつあります。 また、今後の電気自動車(EV)の普及に伴い、家庭にあるEV蓄電池から系統に電力が供給されることも予想されます。 太陽光発電やEVが家庭に行き渡り、分散型電源が増えれば、個人がマーケットに参加して電気を売る世界も実現するかもしれません。 また、国内では洋上風力発電も増えていく見込みで、天候に左右される不安定な電源が増えれば、蓄電池の重要性は増します。 (enechain自身が蓄電池の販売を行うことはありませんが、マーケットを通じてその価値を社会に届けていきたいと考えています。) |
職務内容 | ■募集背景 アドバイザリー&リサーチデスクでは、国内に600社以上存在する新電力事業者に対し、コンサルティングを通じて顧客の電力取引に関するペイン (権限移譲、リスク管理、コスト削減等) を解消する提案業務の他、エネルギーマーケットにおけるデータアナリティクス業務、リスクマネジメントのシステム開発を行なっております。 その中でも、リスクマネジメントチームでは、エネルギー取引に関わる顧客の「リスクの見える化」を行うETRMと呼ばれるシステムを開発中です。今回の募集は0→1フェーズであるため、システム開発からデリバリー/アドバイザリーまで深く関わっていただきます。 【業務内容】 ■アドバイザリー業務 ・新規システム利用者獲得に向けた提案システム利用者からの個別質問・相談への対応 ・システム利用者からの改善要望を基にしたシステム改良およびプロジェクトマネジメント ・システムを通したクライアントへの業務効率化や組織変革等の提案 (ヒアリング、分析、資料作成含む) ■直近のコア業務 ・エネルギー企業に対するリスクマネジメントに関わる業務支援 ・リスクマネジメントシステムの開発、営業 |
求められる能力・ 経験 |
必須スキル 下記いずれかのご経験をお持ちの方 ・コンサルティングファームでの業務経験のある方 (目安2年以上) ・システム/サービス提供会社でのアドバイザリー経験のある方 歓迎スキル ・エネルギー業界 (電力・ガス) での勤務/コンサルティングのご経験 ・事業責任者、サービス責任者のご経験 ・SaaS系企業でのアドバイザリーのご経験 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 東京都 |