私たちプロコミットキャリアは、連休中にご自身のキャリアに向き合う場面に多く関わります。 その際におすすめしているのは、これからご紹介する4つの質問に回答しながら、キャリアに向き合ってみることです。
ぜひ一度、それぞれの質問を通して、連休中にじっくりと自問自答してみてください。
- 目次
質問1.過去に「成し遂げたこと」や「成長したと感じること」は何か
成果として何を成し遂げることができたのか。これはアウトプットベース、または社会への付加価値をベースとしたものといえます。
一方で、自身がその環境で何を得て、どのように成長することができたか、これはインプットベースです。これらは両方とも重要です。
- アウトプットベース=成し遂げたこと(成果)
- インプットベース=成長したと感じること(成長)
あなた自身のキャリアのステージによって、上記のどちらに重きを置くかが分かれるかもしれません。若手の方であれば、インプットベースの成長ができたことに重きを、ある程度キャリアのある方であれば、アウトプットベースの成果を重視することが多いようです。いずれにしても、これまで何を成し遂げ、どのような成長をしてきたかを整理することには大きな意味があります。
質問2. 1年後を想像し「どういう年にしたいか」「どうすればそれができるか」
1年を振り返った際に、満足できる人も、そうでない人もいるかと思います。
そのうえで、次の1年はどういう1年にしたいと考えるでしょうか。
例えば、Aさん、Bさん、Cさんの場合です。
- Aさんは、この1年を反省すべき年と捉え、来年はそれを取り戻すような1年にしたいと考えます。
- Bさんは、この1年を満足がいった年と捉え、来年はこれまでと連続性のある成長をしたいと考えます。
- Cさんは、この1年を満足が行った年と捉え、来年はこれまでと非連続性のある成長を希望し、チャレンジの年と位置付けます。
このように、それぞれ自身の描く次の1年は三者三様です。ぜひ、あなたの目指す1年がどんなものか想像してみてください。
また、どうすれば、新たな1年として掲げたものを実現できるでしょうか。そして、それは自分次第でコントロールできることでしょうか。反対に、環境に拠るところが大きいものかもしれません。これらに真正面から向き合って、具体的に考えていくことが極めて重要です。
質問3. 現在の自分自身のままで、その希望が叶いそうか
この1年、現職での成果や成長に満足し、かつ、次の1年もそれが高いレベルで実現できそうであれば、それは非常に恵まれた環境だといえます。それであれば、連休中に英気を養い、万全を期して連休明けから現職に向き合うのが正解だと言えます。
一方で、もし実現が難しいようであれば、これまでと同じようにスタートさせるのは危険です。私たちのもとに転職相談に来られる方でも「このままではいけない」と気づきつつも、連休に何もしなかったことによって、そのまま同じような生活を過ごしてしまい後悔する、というケースが少なくありません。
質問4. 希望が叶わない可能性があるとすれば、どう行動すべきか
私たち転職エージェントであるプロコミットキャリアは、安易な転職をお勧めしません。
しかし、これまでの活動に悔いが残っていて、なおかつ、成し遂げたいことや自分が成長していたいレベルにかい離がありそうであれば、「動かないことこそリスク」だといえます。
転職することと、転職活動をすることは同じではありません。
自分自身で悶々と考えていても出口が見つからないとき、転職活動をすることで前に進めることがあります。なぜなら、自分自身を客観視する最良の機会になるからです。転職活動をすると、自分は何をやってきたのか、何をやりたいのか、何ができるのか、といったことに真正面から向き合うことになるでしょう。
多数の仕事の中から、あなた自身がどれに興味を持つのか、自分の内面を見つめる機会にもなります。さらに、企業の面接を受けた結果、自分自身が第三者の手によって、よりクリアになることもあるのです。
【参考リンク】
キャリアデザインの設計方法
連休は、自分の時間がじっくりと取れる貴重な機会です。あなたが感じた真の気持ちをそのままにすることなく、とにかく行動に移すことをおすすめします。まずは、この記事でご紹介した4つの質問に沿って、ご自身を振り返ってみてはいかがでしょうか。
もし、具体的に転職活動を開始されたい場合には、ぜひ転職支援実績が豊富なプロコミットキャリアにご相談ください。