株式会社スポーツフィールド（以下、スポーツフィールド）は、体育会・アスリート人財等の就職支援サービスを全国で展開している企業です。今回は、同社の経営管理本部 人事Div．でサブマネージャーを務める押野 有華様に、iRecのご導入を決められた経緯とご導入後のご感想についてお伺いしました。
まず初めに、採用サイトリニューアルをご検討され始めた背景をお聞かせ願えますでしょうか？
押野さん：元々使用していた採用サイトは、社内の開発部門に協力をいただき作成したものでした。ページの修正や記事を追加するとなると開発部門への負担も増えてしまいますし、ちょっとした内容修正もリアルタイムに対応するのは難しい状態でした。そこで採用担当自身がサイトを構築できる仕様にして、最も訴求したい情報をリアルタイムに発信するためにリニューアルを検討しました。
なるほど…ちょっとした情報更新でも、他部署への依頼が必要なのは大変ですよね。
押野さん：はい、当然ながら開発部門は採用サイト業務をメインにしているわけではありませんので、相手方の工数等を踏まえて時期の調整も必要になります。本来であれば、説明会や面接などで伝えきれていない弊社の魅力をより多く発信したいところではありましたが、そういったこともあり、なかなかリアルタイムでの更新は難しかったように思います。
私が担当する新卒採用に関しては、コロナ禍の影響によりオンラインでの選考が増え、会社の雰囲気がどうしても見えにくくなると感じていました。こちら側から丁寧に情報伝達をしていかなければ、情報量の観点から他社と比較されてそのまま意思決定される方も増えてしまいます。それくらい採用において情報の「多い・少ない」は重要な点だと思っています。
ありがとうございます。御社の当時のご状況がよく分かりました。
そのような課題感をお持ちだった中で、今回、iRecを活用した採用サイトリニューアルを決められた理由を教えていただけますか？
押野さん：前提として、弊社の場合は、スポーツフィールドを知ってもらうための「情報集約場所」をイメージしていました。そのためサイト公開後の更新頻度を考え、「一度完成したら基本はそのまま」というサービスよりも、月額制でサイト更新をしやすいサービスを検討していました。いくつか同様のサービスの話を聞きましたが、iRecがサイト内で触れる範囲・変えられる範囲が一番広いと感じ、選ばせていただきました。
他社のツールでは「管理」に比重を置いたものが多く、ニーズとは少し合わなかった印象です。
また、写真撮影や一部ページのコンテンツ登録代行など、初期導入時のサポートがあったのも良かったです。0から全て自身でページを作り、構築するとなると作業としては重たいですが、ある程度サイトとしてベースを整えてくださっていたので、自分の手を動かす部分は最小限で済みました。
ありがとうございます。実際にご利用されてみてのご感想をお伺いできますか？
押野さん：サイトのプレビュー画面から操作できるので非常に作成しやすいです。操作方法が分からない場合もスピーディーに対応いただけて非常にサポートも充実しているなと感じます。
公開から約4ヶ月で100件近いご応募もあり、求職者の方々からの反応も良い状態です。新卒採用においてはこれまでナビサイトへの掲載を中心に展開してきましたが、ナビサイト以外の母集団に向けてのアプローチも拡充できたと思います。
社内からの反応もよく「こんなものも掲載したらいいんじゃない？」と意見を貰う機会も増えました。
それは素晴らしいですね！社員インタビューに登場しているメンバーからは何かご感想を聞いてらっしゃいますか？
押野さん：今回、マネージャーと若手のメンバーにインタビューを受けてもらいましたが、「こういった場で話すと、自分のやってきたことの整理ができる」という反応がありました。また、就職支援で関わっている担当学生に対して、自身のプロフィール代わりに見せているメンバーもいて、逆に感謝されることもありました。
良いですね！ぜひ「対 求職者」以外でもいろいろとご活用いただけると嬉しいです。
これからのご活用に関しては、何かお考えはありますか？
押野さん：当初の目的である「情報の拡充」には近づけていると思います。個人的にはさらに内容を充実させていき、このサイトを訪れると「スポーツフィールドのファンになってしまう」そんな状態を目指したいと思います。
弊社は経営理念・行動指針をとても大切にしている組織でして、そのメッセージがサイトを訪れてくださった方にきちんと伝わるように意識をして設計しました。
オンライン化が進む中、企業選択の1つとして「情報の多さ」は非常に重要度が高いと思っています。だからこそ、企業側から積極的に自社の風土や文化を発信していかなければなりません。採用担当の方々はみなさん、かなりお忙しいとは思いますが、今だからこそ「情報量」に着目していくべきだと思います。
実際に取り組まれている押野さんがおっしゃるからこその説得力がありますね…！
この度はインタビューへのご協力、誠にありがとうございました。引き続きiRecをどうぞよろしくお願いいたします。
